電話機

24:55「電話機」 2006.06.06


母が 電話のむこうで 泣いている

僕は


僕の気持ちを 言った

「過去は かえられない」

「今の自分は かえようとすれば

かえられる。」

「明日は わからない」


このような意味を 話したつもりだったが

実際の会話は


あたたかい仲間のおかげで

必要なものが すべて 集まりはじめてる

おかねとは

関係なしに 集まりはじめてる

といった内容だった


お米を たくことについて

しばらく あつい会話をしたあと

母は

「なんにも できなくて・ ごめん・」

と また 泣き出した。



ふざけるな!!



あなたは

僕を

産んでくれた。


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